会議:平成30年9月決算特別委員会 / 開催日:2018-10-10 / 役職:委員(決算特別委員会) / 出典:さいたま市議会 会議録検索システム

入札差額:一般競争入札・指名競争入札の差額と活用

◆斉藤健一委員 皆さん、こんにちは。公明党の斉藤健一です。

私のほうからは、決算ですので、お金が支出された調査ということで、全体的にこのお金の流れはどうなんだろうというところを市民感覚で聞きたいなと思っております。

初めに、建設部局で下水道の企業会計を除いた平成29年度の入札で行われた一般競争入札と、指名競争入札で予定価格と申し込み金額の差額の金額のそれぞれの総合計をまず伺いたいと思います。

◎土木総務課長 斉藤委員の御質疑にお答えいたします。

平成29年度の建設局の発注工事のうち、道路、河川など一般会計分における工事予定額と契約額の差額についてでございますが、一般入札では工事件数が191件ございまして、約8億1,342万円の差額が生じております。また、指名競争入札では工事件数43件、約2,113万円の差額金額となっております。

◆斉藤健一委員 一般競争入札では約8億円の差額が出ていると。指名競争では2,000万円の差額金額が出ている。結構大きい。いわゆる予定価格というのは前年度の予算で獲得して、その予算で獲得した金額で、申し込み金額。ある意味では一般会計では使えるお金が余ったということなのかなと思うのですけれども、その差額金額というのはどのようにこの年度内では活用されているのかお聞きしたいと思います。

◎土木総務課長 斉藤委員の御質疑にお答えいたします。

差額が生じている場合の対応ですが、各課各所管において事情が異なるとは思いますがが、一般的には契約変更の必要が生じた場合に契約差額を充当しております。

◆斉藤健一委員 今契約差額と言われたのでしょうか。もう一度、済みません。

◎土木総務課長 先ほど申し上げました一般競争であれば約8億円、指名競争であれば約2,000万円のお金があるかと思うのですけれども、そのお金の一般的な使い道としては、増額変更等が生じた場合にそういったものに充てているという意味合いです。

◆斉藤健一委員 そうしますと平成29年度は契約の変更で少し増額になった。その割合というのはどのくらいなのでしょうか。

◎土木総務課長 一般競争入札であれば、変更に充てているお金が約3億3,800万円ぐらいです。指名競争入札の案件であれば約987万円ぐらいです。

土地区画整理組合貸付金:1年間の貸付けの仕組み

◆斉藤健一委員 わかりました。もともとのお金も税金でありますので、できるだけ入札を行い、その上で余ったお金に関しては大切に、どうしても実際に工事やった上で設計と内容が異なったりとか、変更が出たりとかのときのためのお金で残しているということで確認ができました。

続きまして、都市局の、やはりお金の流れなのですけれども、263ページの一番下の土地区画整理組合貸付金元金収入と、同じく288ページの下の2番目の貸付金、これは多分平成29年度当初76億6,526万4,000円貸し付けて、そして同じ金額の貸付金を回収したということだと思うのです。つまりこのお金の流れだけ見ると、1年間だけの貸し付けということなのでしょうか。また、もしそういうことであれば、こういう10年、20年単位で行う事業に対して1年間だけの貸し付けとなると、主にどのようなものに使うための貸付金として貸されているのでしょうか。

◎区画整理支援課長 ただいまの御質疑の、組合貸付金元金収入と組合の事業資金貸付金の仕組みなどについてお答えをいたします。

組合施行の土地区画整理事業の資金計画におきましては、保留地処分金、あと国の補助金、市の補助金というのを主な財源として事業のほうを進めています。保留地処分金というのが、事業がある程度進んで、保留地を処分してお金が入ってくるまでの間は市中の金融機関のほうから有利子でお金を借りて事業をしていくというのが一般的な組合施行の流れになっております。この貸付金の利息が事業費を圧迫する一因となっておりますので、さいたま市といたしましては、組合の負担を軽減するために事業資金の一部を無利子で組合のほうにお貸ししているというのがこの事業資金貸付金でございます。この貸付金につきましては、組合のほうから事業に必要な資金を毎年度借り入れ申し込みというのをしていただいて、1年間道路工事であったりとか、建物移転であったりとかというものに使っていただいて、年度末に返していただくというような流れになっております。

この組合事業貸付金263ページと288ページの金額でございますが、両方とも77億2,691万円で当初予算を組んでおりましたが、組合からの先ほど申し上げました借り入れ申し込みのほうは実際に76億6,526万4,000円ございましたので、その額を貸し付けて、年度末に263ページにございます調定額、こちらが実際に返していただいた額ですけれども、こちらのほうを返していただいているという状況でございます。

組合支援事業:進捗状況一覧と進捗率

◆斉藤健一委員 主に土地の導入なり振りかえ用地の有利子等にあてたり、一部工事費にも充てられているということで内容を確認させていただきました。引き続きそうしますと、288ページの下段の事業、この組合の支援事業なのですけれども、進捗状況一覧が出ております。この中で特に進捗率の伸びの悪い地区名はどこでしょうか。また、そこへの解決策と言ったらいいのでしょうか、打開策と言ったらいいのですか、何かそういう検討はされていますでしょうか。わかれば伺いたいと思います。

◎区画整理支援課長 ただいまの御質疑にお答えをいたします。

この288ページに出ておりますのは事業費ベースでの進捗率でございます。各組合のほうから毎年度必要な国の補助金であったりとか、市の補助金のほうを要望していただいて、必要な事業費をつけておりますので、事業に見合った進捗がされているものと認識はしております。ただ、国庫補助金につきましては、御案内のとおり要望した額が満額つくわけではございませんので、その部分、割合でいくと1%程度の進捗がおくれているという部分はございますが、各当該年度の事業に見合った内容で事業を進めていただいていると認識をしております。

◆斉藤健一委員 そうしますと、進捗率だけ見ると90%もあれば、まだ10%もありますけれども、一応当初計画は、補助金が出た事業の支出で見れば問題なく進んでいるという判断でよろしいのでしょうか。

◎区画整理支援課長 単年度ごとの全体の事業計画から見ますと、やはりおくれている部分もあるかとは思いますが、単年度ごとの事業で見ていきますと、当該年度に予定した事業を各組合とも執行していただいておりますので、進んでいると認識をしているところです。

七里駅舎改修事業・大和田駅北口周辺まちづくり推進事業:平成29年度の推進状況

◆斉藤健一委員 なかなか住んでいる市民から見ると、よく冗談でこの区画整理は死ぬ前にできるのだろうかと、よくそういうことを聞かれますので、できるだけ市民の方が今年も結構区画整理できたなと、そう言ってもらえるような取り組みをぜひお願いしたいと思います。

続きまして、277ページの上下、七里駅舎改修事業と大和田駅北口周辺まちづくり推進事業ですけれども、こちら上段の1番ですけれども、それぞれ支出済額がゼロになっております。多分お金が動かなかったからゼロだと思うのですけれども、実際推進状況は平成29年度どうだったのでしょうか。

◎区画整理支援課長 ただいまの御質疑にお答えをいたします。

まず、上段の七里駅舎改修事業でございますが、平成29年度に調査を発注しましたものが平成30年度に繰り越しになっているために、ここの1番の主な成果のところには金額は記載しておりません。

進捗状況でございますが、基本設計業務につきましては、平成29年の1月に作成いたしました七里駅橋上駅舎及び自由通路の整備方針に基づきまして、基本的なレイアウトとデザイン案のほうを作成をしたところでございます。平成29年度につきましては、基本的なレイアウトを検討いたしまして、平成30年度が駅舎のデザイン案の作成をしたところです。

デザイン案につきましては、本年7月に市民アンケートを実施させていただきまして、案の策定をしたところでございます。

◎区画整理支援課長 済みません。大和田駅北口周辺まちづくり推進事業につきましては、同様に繰り越しをしたために記載はしておりません。大和田駅北口駅前広場及び周辺街路測量・基本設計業務につきましては、大和田駅の北口周辺の道路整備に関する基本方針の検討を行ったものでございます。主に交通量調査や整備する範囲などの検討と、大和田駅を含めて実施している大和田特定区画整理事業と連携して整備を進めるための手順やスケジュールの作成を行ったものでございます。

参加型まちづくり支援事業:広報紙「korekara」への市民参加

◆斉藤健一委員 ほとんど繰り越し額が計上されていますので、推進はしっかりされているのかなと。やはりこちらも市民に聞くと、なかなか進んでないような声をお聞きしますので、しっかり取り組みをお願いしたいと思います。

続きまして、265ページの上段になります。こちら参加型まちづくり支援事業ということで、広報紙を発行していますけれども、これをつくるに当たっての市民のかかわり方と参加人数について伺いたいと思います。

◎都市総務課長 市民のかかわり方と人数という御質疑ですが、広報紙をつくる際に、こちらの「korekara」という広報紙については、読者モニター制度というのを活用させていただいています。こちらによって登録した読者モニターのほうに広報紙の企画立案や発行後におけるアンケート調査を実施させていただくなど、参画をしていただいているところでございます。実際に人数という御質疑なのですが、平成29年度における読者モニターの総数ですけれども、69名となっております。

3人乗り自転車安全利用促進事業:募集状況と窃盗・破損時の負担

◆斉藤健一委員 一応市民の協力を得てつくられているというのはわかったのですけれども、実際の参加者が69名ということで、さいたま市民は今130万人おりますので、もっともっと参加型の広報紙にしてもらえればなと思います。

続きまして、272ページの、これ今までの委員の皆さんからも質疑されていますけれども、3番の3人乗り自転車安全利用促進事業ですけれども、平成29年度は募集は幾つあったのでしょうか。それとあわせて質疑します。結構3人乗りで自転車単体では本当に十何万円という高い自転車だと思うのですけれども、こちら例えば窃盗だとか、そういう壊されたとか、そういうことは平成29年度はなかったでしょうか。また、もしそういう外部からの窃盗だったり、いたずらだったりとかした場合の費用というのはどのような負担になっているのでしょうか。

◎自転車まちづくり推進課長 3人乗り自転車安全利用推進事業の子育てパパ・ママ自転車アシストプロジェクトの平成29年度の募集状況をまず御説明いたします。

平成29年度は全部で6回募集をしています。6回のトータルで自転車が110台返却されたものに対しまして募集をかけたところ、634件の応募がございました。

それと、自転車が壊されたり、盗まれたりしまったりという場合なのですが、この事業が平成27度年から始まってまして、平成29年度は実際にそういうことはなかったのですが、もしあった場合は平成29年度まで3カ年車両保険が入ってますので、保険のほうで対応がきく形になっていますが、今後その保険が3年間しか対応できないのもので、今後については利用者の方との話し合いで負担をどうするかというのは決めていくことになるのですが、なるべくそういうことが起きないような管理について啓発しているところでございます。

道路維持事業(スマイルロード):不用額の理由と年度内発注

◆斉藤健一委員 平成29年度はそういう被害、窃盗がなかったということで安心しましたけれども、ぜひまた保険の更新の見直しと、634人応募があったということで、多分自転車が流通しているのは200台。これをもう少し多くして、予算を頑張ってやってもらいたいなということを一応要望して次の質疑に移りたいと思います。

続きまして、建設局のほうに移りたいと思います。

初めに、319ページ下段の、こちらもよく市民の皆さんから聞かれることなのですけれども、スマイルロード等、いっぱい申請が出ていると思います。ただ、こちらも不用額が約6,100万弱計上されていますけれども、不用額の理由をお聞かせください。

◎道路環境課長 斉藤委員の御質疑にお答えいたします。

道路維持事業の不用額でございますが、主な内訳といたしまして、委託料、工事請負費、負担金がございます。その中で委託料、工事請負費につきましては、入札による請負差金でありますとか、設計変更額が想定を下回ったため生じた不用額でございます。

◆斉藤健一委員 そうしますと、そういう形で不用額が出て、ある意味ではお金が余ったと。やはりスマイルロードの申請が出て、年度内にできなかった件数も結構上がっていると思うのですけれども、そちらの方にそのお金を回して、事業を少しでも件数を完了させるという流れにはならないのでしょうか。

◎道路環境課長 今回のこの道路維持事業の不用額の工事費の部分なのですが、こちらの工事費の不用額につきましては、明許費の不用額になっておりまして、工事完了がおおむね年末、年度末になることから、不用額の確定ができたとしましても、今後発注に向けての工期がとれなかったりですとか、明許費なので、次年度へ送り込みができないというところで不用というような形で対応しております。

浸水被害の軽減:防水ハザードマップと河川事業・都市下水路事業の効果

◆斉藤健一委員 一応理由はわかりました。ただ、やはりこの数字だけ見ると、何でこんなに不用額が出ているのに、もっと持ち越し件数を減らすことができないのかなと。もう少しできれば早目、早目の読みをして、発注できるものに関しては1件でも年度内発注をできるように努力をお願いしたいということで次の質疑に移りたいと思います。

次に、326ページの下段と327ページの上段のところに、それぞれこの事業、目的だとか事業内容について浸水被害の軽減ということがうたわれています。きょう資料掲示で、委員長に了承をいただいてお持ちしたのがこちらの防水ハザードマップで、さいたま市は、川ごとにつくられています。実際この事業はずっとさいたま市ができてから行われている事業だと思うのですけれども、このハザードマップをどのぐらい参考にして浸水軽減計画を立てられているのか。また、平成29年度の事業成果として、このハザードマップにこのように水色で塗られていますけれども、理想はこの水色の部分がなくなることが一番いいのですけれども、この事業でこの水色の占める面積が少し軽減することは本当にできたのか。そこら辺を伺いたいと思います。

◎河川課長 ただいまの委員の御質疑で、ハザードマップを見てどのような対策等を行っているかということと、今お見せいただきましたけれども、芝川の関係で、あくまでもこれはハザードマップということなので、出るという想定ということなのですけれども、一応うちの河川事業としましては、当然今委員の示されたハザードマップと、あとは毎年水害等の被害が出ておりますので、そちらを踏まえて、特に浸水被害の多発している箇所を中心に整備を進めているということでございます。今平成29年度の芝川ということでございましたけれども、芝川関係についてということよりも市全体のことで、昨年度は西区指扇地区において準用河川新川の改修を行ったということと、岩槻区の徳力地区では西徳力団地の浸水被害防止ということで、調整地の工事を行ったということでございます。

◆斉藤健一委員 実際にこれは堤防が決壊をしたときの浸水ということで、ということはこのハザードマップは基本的に決壊したときの地図ということで、できるだけ決壊しないような工事をしたということなので、ハザードマップ上ではなかなか効果としてはあらわれないということなのでしょうか、確認です。

◎河川課長 はい、委員のおっしゃるとおりでございます。

◆斉藤健一委員 わかりました。ただ、やはりこの地域に住んでいる方たちは何とかハザードマップの危険地区から解除されてほしいという気持ちを持っていますので、しっかり推進事業の効果を市民にちゃんとわかるように通知をお願いしたいなと思います。

◎下水道維持管理課長 申しわけありません。ただいまの御質疑にお答えいたします。

都市下水路維持管理事業につきましては、見沼区東大宮付近の芝川都市下水路伏越場及びその上流部の維持管理と改修を行うもので、上流域の上尾市、桶川市と共同で管理を行っている事業でございます。芝川都市下水路の沿線の見沼区東大宮3丁目付近や、北区今羽町付近においても浸水が想定されるエリアとして位置づけられているところでございます。このため、本事業の中で浸水被害の軽減に向けまして、平成29年度より維持管理上、水の流れの阻害となりやすい伏越構造を自然流下でスムーズに流すことができるよう、伏越場の改修事業に着手したところでございます。

設計見直しによる約7,000万円の不用額

◆斉藤健一委員 わかりました。そういう話をこの河川地域の方たちが直接職員の方から今年はこういう事業をやったんですよということで聞けば、多少、マップが水色でも安心できるのかなと思いますので、あわせて再度事業内容の周知をしてもらえると安心できるのかなと思いますので、よろしくお願いします。

次に、323ページの上段ですけれども、こちら、設計の見直しにより約7,000万円の不用額が出たと受け取れるのですけれども、設計の見直しによって7,000万円も出る不用額、これはどんな設計の見直しをしたのか、伺いたいと思います。

◎道路管理課長 こちらの不用額につきましては、主な内訳といたしまして、委託料として2,150万、工事請負費として4,900万円ございます。委託料の中で今回東北自動車道をまたぐ橋りょうの補修工事に高速道路の管理会社へ工事を委託しております。橋りょうをまたぐ東北自動車道は交通量が非常に多くて、夜間工事に伴う交通規制時間が短いため、その規制回数を当初90回で施工するというように計画設計しておりました。工事を進める中で、実際は規制回数が59回で施工できたことによりまして、委託による規制費や工事における高所作業車の経費などの設計の見直しにより減額となって不用額が主に生じたものというものでございます。

橋りょう点検の実施状況

◆斉藤健一委員 わかりました。7,000万円も安く見直しができるなら、もう少し予算の段階でして、またもちろん市民感覚ですけれども、余ったお金を必要なところにもっと回すような計画を次の予算のときにお願いしたいと思います。

同じく2番の橋りょう点検を行ったとありますけれども、これから直下型地震とか来て、橋の崩れなんかも大変危険だと思いますけれども、これは一応全て点検は行ったということでよろしいのでしょうか。

◎道路環境課長 失礼しました。橋りょう点検につきましては、さいたま市の中にかかっている947橋、橋りょうがございまして、この橋りょうの点検を5年間に分けまして190橋を1回として1サイクル、5年間で全橋の橋りょう点検を実施しております。この橋りょう点検が今年度でちょうど5年目になりまして、全橋りょうの点検が終わる形になります。

排水路の清掃:平成29年度の清掃延長

◆斉藤健一委員 わかりました。

最後の質疑、327ページの下段の1番の事業ですけれども、さいたま市の排水路の清掃を行ったとあります。平成29年に全体総距離のどのぐらい清掃が行われたのか最後に聞きたいと思います。

◎下水道維持管理課長 延長につきましては全延長がまだ把握し切れておりませんで、排水路の清掃、除草ということで北部が26件、南部が17件ということで、合計1億9,000万円ほどの清掃をしたということになっております。