会議:令和6年9月決算特別委員会 / 開催日:2024-09-30 / 役職:委員(決算特別委員会) / 出典:さいたま市議会 会議録検索システム
いじめ防止等対策推進事業:スクールロイヤーの活用と保護者対応(小・中学校管理運営事業:教員定数と臨時的任用教員の配置を含む)
◆斉藤健一委員 公明党の斉藤です。
引き続き、教育委員会所管の質疑をさせていただきます。
まず、414ページ下段のいじめ防止等対策推進事業について質疑させていただきます。
この事業では、スクールロイヤー活用が行われています。子供同士のいじめ問題だけはなく、モンスターペアレントに対する相談も対応されているのか伺います。
◎生徒指導課長 お答えいたします。
各学校、大変難しい事案の、対応に苦慮している事案をこちらとしても報告を受けているところでございます。
モンスターペアレントとは限らず、大変法的な視点を持って対応すべき事案が非常に増えておりますので、そのような形で保護者、そのモンスターペアレントとの対応以外の相談につきまして受けているところでございます。
◆斉藤健一委員 親からですね、いわゆる暴力的な苦情というか、そういう不当な苦情、要求とか、そういう親に対しての相談は、このスクールロイヤーが相談を受けていないということですか。
◎生徒指導課長 お答えいたします。
保護者が直接スクールロイヤーに相談という形はございません。
◆斉藤健一委員 分かりました。すみません。
例えば、モンスターペアレントという言い方をしちゃって申し訳ないんですけれども--対して、学校長が対応しても親からの攻撃が収まらず、そのため担当の教職員が精神的体調不良になって、学校に出勤できなくなった場合が、令和5年度あったのか、またそういう場合の契約しているスクールロイヤーの役割というのは、どういうことをお願いできるのか伺いたいと思います。
◎教職員人事課長 お答えいたします。
学校が、保護者等からの苦情等によってお休みされている教職員については、教職員がお休みをする理由について、直接的な保護者の言動等による威圧的な文言等が要因になっているかというのは、なかなか難しいところがございます。なので、教職員の数としては、把握しておりません。
◆斉藤健一委員 分かりました。
逆に、そういう親からのしつこい苦情、クレーム、攻撃、そういうことの認知はされていますでしょうか。また、されていれば、件数も伺いたいと思います。
◎教職員人事課長 お答えいたします。
件数については、詳細については把握はしておりませんが、保護者から苦情等を受けて、学校長から相談があって、その相談があった内容について法的にどういうふうに対応していったらいいかということで相談を受けて、先ほどの法的措置としてどういうことが考えられるかという、スクールロイヤーに校長が相談するということはございます。
◆斉藤健一委員 分かりました。
実際に、私が相談を受けておりまして、もう学校長が対応しても、なかなか攻撃が収まらない親がいると。そういうところに関しては、やっぱり法的措置を考えることで、専門のスクールロイヤーにただ相談、アドバイスするだけでなく、例えばですけれども、代理人交渉みたいなことも対応できるような契約にしていった方がいいんではないかと思いますので、検討をお願いいたしたいと思います。
次の質疑に移ります。
418ページ、下段の小学校管理運営事業(教職員人事課)、また、同じく424ページ、上段の中学校管理運営事業(教職員人事課)、これ同じ小・中学校なので質疑させていただきます。
まず令和5年度の実際に出勤しているさいたま市立小学校、中学校の教員定数の標準に占める正規教員の割合について伺いたいと思います。
◎教職員人事課長 度々申し訳ございません。少しお時間をいただきたいと思います。
◆斉藤健一委員 じゃ、割合は後で教えてください。
その上でなんですけれども、正規教員で教員定数が不足している学校に対しては、臨時的任用教員の配置をされていると思います。令和5年度は、その臨時的教員を配置することによって、全ての小・中学校が100%教員を満たして学校運営ができたのか伺いたいと思います。
◎教職員人事課長 お答えいたします。
令和5年度の欠員状況が令和5年度もございましたので、100%補充できているということはできておりません。
◆斉藤健一委員 臨時的任用教員は事前登録されていると思いますけれども、どうして100%教員定数を満たすことができない、登録している教員を配置することができない、その100%にならない要因は何でしょうか。
◎教職員人事課長 お答えいたします。
例えば、年度当初に配置予定であった臨時的任用等教職員の方が辞退されたり、あとは学校の学級数が急に増えたりするなどして、代員の配置定数を満たすことができないということがあるという状況にございます。
教員の働き方改革:負担軽減と校務時間の縮減
◆斉藤健一委員 要因を大体把握されていると思います。想定人数は、ちょっと産休とか、そういうのがない限り、事前の人数は出せないと思いますけれども、この今、約163校でしょうか、さいたま市でありますので、臨時的教員を配置できない、定数を満たさない学校は教員の先生方が大変苦労されていますので、しっかり見通しを立てて、臨時的教員を配置できる事前準備をお願いしたいなと思います。
さいたま市は、従来から教員の負担軽減、また、働き方改革ということで様々、スクールアシスタントの配置だとか、また、スクール・サポート・スタッフ、また、最近取り組んでおります部活動指導員を令和5年度も取り組まれたと思います。これにより教員の負担軽減はどのぐらい図られたのか、一つ目に見える数値としては、校務時間はどのように縮減されたのか伺いたいと思います。
あと、働き方改革ということについて、令和5年度はどのように取り組まれて、どのような見解を持っているのかも併せて伺いたいと思います。
◎教職員人事課長 お答えいたします。
まず、働き方改革につきましては、教職員の負担軽減に向け喫緊の課題と受け止めております。業務改善、それから、勤務時間の縮減に向け、継続的に業務改善のための手だてを取っていく必要があると認識しております。
二つ目の正規の勤務時間を除く1人当たりの平均在校時間、いわゆる残業時間につきましては、令和4年度から令和5年度にかけて教職員の残業時間は1時間36分減少しておりますので、少なくとも若干の効果があると認識しております。
教育相談推進事業:不登校児童生徒への支援とGrowth
◆斉藤健一委員 校務時間は1時間36分縮減されたと。ただ、何人かの現場の先生方に聞くと、まだまだ負担軽減の実感まではもう一歩という声を聞いておりますので、引き続き取組をお願いしたいなと思います。
あと、私からは教育相談推進事業、不登校等児童生徒への支援の充実について伺いたいと思います。
不登校児童生徒のうち、Growthの登録数と、その不登校児童生徒に対しての割合について、小学校、中学校、特別支援学校別にまず伺いたいと思います。
◎総合教育相談室長 お答えいたします。
令和5年度、Growthに登録した児童生徒数は362人です。これは、令和4年度登録した児童生徒数のおよそ1.5倍となっております。
また、令和5年度のさいたま市の不登校児童生徒数は、速報値で2,677人となっております。
割合でございますが、不登校のみならず、病気による長期欠席などでGrowthを登録していることも多いですので、正確な割合を出してはおりません。
◆斉藤健一委員 分かりました。
だけれども、令和4年度から始まったGrowthは昨年度よりも1.5倍登録が増えているということで、やはりこれはつくってよかったのかなと感じております。
また、このGrowthに在籍したまま、中学校を卒業された方が令和5年度にいらっしゃると思います。その方たちの進路先はどうなっているのか伺いたいと思います。
◎総合教育相談室長 お答えいたします。
Growthでは、令和5年度、58人の中学3年生の登録がございました。全員が上級学校に進学をしております。
小・中学校営繕事業:トイレ改修後の利用状況
◆斉藤健一委員 Growthで卒業された児童生徒58名全員進学されたということで、学びがしっかりできたのかなと思います。
あと、最後に質疑させていただきます。
422ページ、下段の小学校営繕事業、同じく427ページ、下段の中学校営繕事業、こちらは、トイレの改修後の児童生徒のトイレの利用頻度の状況について伺いたいと思います。
改修前の学校の和式トイレしかない学校では、汚い、臭い、暗い、また怖いと、そして、暗いと、5Kと言われております。そのような学校では、トイレを我慢する児童生徒がいて体調を崩す子供もおりました。トイレ改修後の学校では、我慢する児童生徒はいなくなったのか、また、子供たちの反応はどうだったのか伺いたいと思います。
◎学校施設管理課長 お答えいたします。
まず、改修後のトイレの利用頻度でございますが、各学校の個々のデータというのは特に取ってございません。ですので、数値的なデータというのはお示しできないんですけれども、学校からいただいた声の中では、感覚的で申し訳ないんですけれども、頻度が上がっているという声はいただいているところでございます。
また、子供たちの声ということで幾つか、こちらにも来ております。例えば、小学校の児童からですと、トイレがきれいになったので大事に使っていきたいですとか、あとはトイレが明るくなった、あとは洋式トイレが使いやすいなどの声をいただいております。
中学校の生徒からは、トイレの利用がとても快適になったので、休み時間に気軽に寄れるようになったというような声をいただいているところです。
申し訳ございません。我慢する子はいたか、いなくなったかということについては、ちょっと把握はしていないんですけれども、そういった声を聞いたところでは、改修後に、子供たちにとっては大変使いやすくなったのかなということで、こちらとしても認識しているところでございます。
◎教育研究所長 大変失礼いたしました。大貫委員の御質疑の中で、初任研の機関研修の回数を私は15回と申し上げてしまいましたが、昨年度は17回が正しくございました。大変失礼いたしました。
◎教職員人事課長 失礼いたしました。お答えいたします。
教員定数に対する正規教員の割合ということで、学校事務職員、学校栄養職員を除く教員ということで、正規教員は90.3%、臨時的任用等教職員率が9.7%となります。
◆斉藤健一委員 臨時任用教員数は、全体の約1割になっております。資料請求で令和5年度は933名、臨時教員の人数を採用しています。それでもやっぱり100%定員が割れている学校があるという事実で、これはもう少し臨時教員数の採用方法というんでしょうか、しっかり準備も含めて、100%を欠ける学校がないように本当に、ここからやらないと教員の働き方改革の負担軽減もなかなか難しいと思いますので、お願いいたします。
私からは以上になります。

