当初予算委員会 子ども未来局所管

○斉藤健一委員
公明党の斉藤です。子育てヘルパー派遣の実施について質問いたします。
このヘルパー派遣事業に関しては、我が会派から何度も議会等々でもっと使いやすく、そのためには利用者の負担軽減、できれば子育てに力を入れているさいたま市としては、ワンコインで利用できるようにしてほしいということを何度も質問して要望してまいりました。このたび子育てにおける負担感、不安感を軽減する重要な取組であると考えています。この事業でさらなる負担軽減を図るとありますが、どのように行うのか。
また、負担軽減によることによって、今まで取り組んでおりました事業者の収入減になることにはならないのか質問いたします。
○子育て支援課長
お答えいたします。まず、新たな取組といたしまして、令和7年度からは利用料金を見直しまして、1時間当たり700円からワンコインとなる500円へ利用料金を引下げし、子育て家庭にとって分かりやすく、より利用しやすい価格設定とすることで経済的な負担のさらなる軽減を図り、子育て家庭を支える基盤づくりを強化してまいりたいと考えてございます。
次に、事業者の収入についてでございますけれども、子育てヘルパー派遣事業の受託事業者につきましては、利用者が世帯区分に応じて負担する利用料金と市が支払う委託料と合わせた金額が事業者の収入となります。令和7年度から利用料金の改定に伴いまして、課税世帯の利用料金は1時間当たり700円から500円へ引き下げる一方で、市が受託事業者に支払う委託料につきましても、差額分につきましては増額するため、受託事業者の収入は利用料金の改定後も変わらず、収入減となることではございません。