会議:令和1年6月定例会 / 開催日:2019-06-06 / 役職:議員(本会議) / 出典:さいたま市議会 会議録検索システム

議案第80号質疑:風疹抗体検査・予防接種/スクールロイヤー/市立高校体育館の空調機設置の質問

◆斉藤健一議員 公明党さいたま市議会議員団の斉藤健一です。

それでは、議案第80号「令和元年度さいたま市一般会計補正予算(第3号)」について、(1)感染症予防事業及び予防接種事業について伺います。この事業は、国の風疹追加対策に基づいて実施される事業と認識しております。

そこで、本市における風疹抗体検査の対象者数約18万人のうち、抗体検査受診者数と予防接種数を何人で何%と見込んでいるのか、予算額算定の根拠について伺います。

そして、一番大事なことは、予防接種が必要とされた方が全員接種を受けていただくことであります。そのための推進方策をどのように取り組んでいくのか伺います。

(2)いじめ防止等対策推進事業、スクールロイヤーについて伺います。スクールロイヤーは、学校への法律相談、教職員や児童生徒向け研修などいじめ問題を初め、学校や児童生徒が抱えるさまざまな問題解決に取り組むために導入されるものと理解しています。

そこで、このたび本事業実施に至る背景を伺います。本年2月の我が会派の代表質問に対する答弁では、何より子供の最善の利益につながる本市にふさわしい導入と表明されましたが、本市にふさわしいあり方はどのように検討され、そして実施に当たってはどのように反映されているのか伺います。

(3)特色ある学校づくり事業、空調機設置工事の設計業務について、本事業は指定避難所における災害時の避難者の生活環境改善を図るとともに、教育環境の充実を目指しているものと理解しています。

そこで、指定避難所となっている学校体育館のうち、今回の事業対象を市立高等学校4校の体育館とした理由と選定の経緯について伺います。

感染症予防事業及び予防接種事業:補正予算額の算出根拠

◎清水恒男保健福祉局長 斉藤健一議員の議案第80号に対する質疑のうち、(1)感染症予防事業及び予防接種事業についてお答えいたします。

御質疑の補正予算額の算出根拠につきましてですが、本市における風疹抗体検査の対象者数は、今議員から御案内があったとおり約18万人となっております。国の試算に基づき、そのうちの約50%である約9万人が抗体検査を受検するものと見込みました。さらに、検査を受検した方のうち約20%である約2万人の方が、風疹抗体価が低く、予防接種を受ける必要があると試算しております。予防接種が必要とされた市民への推進方策につきましては、国が示す方針を踏まえ、今後とも適切に推進してまいりたいと考えております。

いじめ防止等対策推進事業(スクールロイヤー)と特色ある学校づくり事業(市立高校体育館の空調機設置)

◎久保田章副教育長 斉藤健一議員の議案第80号に対する質疑のうち、(2)いじめ防止等対策推進事業についてお答えいたします。

教育委員会では、学校で起こるトラブルを法律によって解決しようとする状況、いわゆる学校の法化現象がますます顕著になってきている現状を踏まえ、本事業を実施しようとするものでございます。教育委員会といたしましては、児童生徒にとって最善の利益につながるスクールロイヤー制度を構築したいとの考えから、いじめの予防教育を充実させること、学校が弁護士に相談しやすい体制をつくること、この2点を重視して検討してまいりました。いじめ予防教育の充実につきましては、児童生徒を対象とした講演会を開催するなど、スクールロイヤーが人権を守ることの重要性について直接児童生徒に指導する機会や、教職員を対象として、法律に基づく対応について講義を行う機会を設定する予定でございます。

また、学校が弁護士に相談しやすい体制づくりにつきましては、学校が弁護士にいつでも相談でき、継続的に助言を受けられるよう、行政区ごとに担当弁護士を配置することを計画してございます。また、適宜弁護士を学校に派遣することができるよう、市内に事務所を持つ弁護士を中心にスクールロイヤーとしての活動をお願いする予定でございます。

次に、(3)特色ある学校づくり事業についてお答えいたします。初めに、学校施設の中で各市立高等学校の体育館へ空調設備の整備を進めていく理由でございますが、学校施設を整備する際、財源の確保は大変重要な課題でございます。体育館への空調設備整備を検討するに当たっては、小中学校と異なり、文部科学省の学校施設環境改善交付金の対象とならない高等学校については、時限的な制度でございます緊急防災・減災事業債を活用して整備していくことが有効であるとの考えのもと、整備することとしたところでございます。この制度は令和2年度までであることから、まずは各市立高等学校の整備を進めていくこととし、今回設計のための補正予算議案を提出させていただいたところでございます。