会議:令和4年9月決算特別委員会 / 開催日:2022-10-05 / 役職:委員(決算特別委員会) / 出典:さいたま市議会 会議録検索システム

防犯対策事業:市内の犯罪傾向と取組の成果

◆斉藤健一委員 公明党の斉藤です。

私は、74ページ下段の防犯対策事業、先ほどの委員とちょっとダブるところもあるかもしれませんけれども、まず、さいたま市内においての犯罪とはどのような犯罪が多く、また、その防犯の取組、また、その取組を行うことによっての成果は令和3年度どのように総括されたかお聞かせください。

◎市民生活安全課長 お答えします。

さいたま市内の犯罪件数の多いものについては、刑法犯の一番多いものはやはり自転車盗ですね。自転車盗が半数以上を占めております。その対策といたしまして、街頭犯罪全般の犯罪対策といたしましては、一番はやはり市民の方に防犯団体、パトロール団体をつくっていただいて、人の目によるパトロールというのが一番犯罪防止の役に立っているものと思います。また、先ほど御質疑でもいただきました自治会による防犯カメラの設置ですとかで街頭犯罪というのは少なくなってきているのではないかと考えております。その件数についてなんですが、年比較で言いますと、令和3年が6827件、令和2年が8,057件、令和元年は1万84件と、令和3年中の比較、令和元年比は32%減、令和2年比で令和3年中は15%減、こちらはコロナ禍での人の行動が減ったというところでの減も加味されているとは思いますが、刑法犯の認知件数というのは年々少なくはなっているものと結果が出ております。

特殊詐欺被害と自動通話録音装置の効果

◆斉藤健一委員 自転車盗難が件数としては一番。ただ、資料請求、その中ですとやっぱり詐欺被害なんですけれども、こちらはちょっと金額がすごく大きいんですね。何千万円。さいたま市全体で見ると、年間でもう2億円から5億円という金額の詐欺被害があります。この詐欺被害に遭った家に対して、いろいろ自動通話録音装置とか貸与しておりますけれども、この装置を置いたんだけれども、詐欺被害に遭ったというのは何件ぐらい。それともそういう装置を置いた家では被害がなかったのか、その効果をちょっとお聞きしたいと思います。

◎市民生活安全課長 お答えします。

通話録音機の貸出しをした方から詐欺に遭ってしまいました、だまされてしまいましたという声はまだ1件もいただいておりません。効果がありましたということで、ありがとうございますという意見がほぼ全員です。

◆斉藤健一委員 ということは、効果が相当あると。ただ、65歳以上は抽せんで100台無料貸与なんですけれども、詐欺被害に遭っているほとんどの方は高齢者だと思うんですね。この効果があるんであれば、65歳以上無償貸与、これを拡大して、被害をゼロに近づけようという考えはどうでしょうか。

◎市民生活安全課長 お答えいたします。

この電話の通話録音機、電話での詐欺被害というのはかなり効果が出ていると思います。ただし、詐欺被害の件数については認知件数としてはさいたま市内でも減っていないんですね。令和3年中だと全体では201件、令和2年は163件でしたが、令和元年中が254件と上げ止まりというか、下げ止まってしまっているような状況で、被害額についても令和元年が5億2,000万円。令和2年が4億2,000万円、令和3年が5億2,000万円と、被害額も大きくなっている状況でございます。その手口も通話録音機だけでは防げないような様々な手法による特殊詐欺の被害は出ているというふうに聞いてはおりますが、この通話録音機自体は効果があると思いますので、この事業についてはできるだけ継続していきたいというふうに考えております。

変質者の出没対策

◆斉藤健一委員 犯罪もだんだん巧妙になってきているということですので、ぜひその対応をお願いしたい。その中で、すみません、最近、私のところに、私は見沼区なんですけれども、変質者が出没するので、何とかこの対策も取り組んでほしいという相談を受けました。この変質者の出没に対しての取組というのは何か考えて、また令和3年度中心で結構ですので、取り組んでいることがあれば教えていただきたいと思います。

◎市民生活安全課長 いわゆる声かけ事案とかという分類に入ってくるかと思うんですが、そちらについての対策というのは、我々具体なものは持っていないんですが、県警さんですとか関係機関からお聞きする事案としては、やはり駅周辺からつけられるだとかという事例が多いというふうには聞いています。その対策としては、まず我々が始めたいと今検証している防犯カメラの設置ですね。そちらについて進めることで安心したまちづくりを進めていくというのは効果があるかとは考えております。

また、再三ではございますが、市民の皆さんの防犯パトロールですね。人の目によって防御をする。あと、各区役所でマップをつくっていただいていて、ヒヤリハットマップというようなのを各区で、市民の皆さんや学校さんですとか、それを警察さんと共有しながらマップをつくっていただいて、そこでの注意喚起を図っていただくというような形で、現時点では対応させていただいています。

◆斉藤健一委員 私としてはぜひ安心安全なまちづくりということで、やはり変質者が現れると、子供たちも遊びに行きたくないとか、怖がっているという声を聞きますので、やっぱりそういうのは抑止力を高めるということが大事なのかなと思うので、いろんな部局としっかり密に取り組んで、ぜひ対策を強化していただきたいということを申し上げて、市民局の質疑は終わりにいたします。

自然保護事業:特定外来生物及び有害鳥獣の防除

◆斉藤健一委員 公明党の斉藤です。

それでは、227ページ上段の自然保護事業の2番、特定外来生物及び有害鳥獣の防除について、ちょっと質疑させていただきます。

令和3年度に防除した特定外来生物及び有害鳥獣の種類について、伺いたいと思います。

◎環境対策課長 お答えいたします。

令和3年度に捕獲した鳥獣の内訳でございます。

まず、特定外来生物としてアライグマ682頭、次にハクビシン144頭、タヌキ73頭、カラス7羽、カミツキガメ12匹、イタチ2頭、フクロモモンガ1頭となっております。

アカミミガメの防除

◆斉藤健一委員 その中で、北米原産の外来種で、平成27年3月には環境省及び農林水産省で作成された生態系被害防止外来種リストにおいて、緊急対策外来種に位置づけられていますアカミミガメについてなんですけれども、私の地元の深作多目的遊水地でも繁殖が見られ、水草などが少なくなり生態系が今後脅かされる危険性を感じております。

このような特定外来種のアカミミガメの防除の依頼については、環境局としてはどのように対応されているのか伺いたいと思います。

◎環境対策課長 お答えいたします。

アカミミガメにつきまして、令和3年度ですが、本事業におけるアカミミガメの防除、捕獲実績というのはございませんでした。

現在、環境省で生態系被害防止外来リストの、緊急対策外来種として公園等管理者へ、団体向けにアカミミガメ防除の手引きというものを公開しております。そのようなものを市のほうでも情報発信しておりますし、あと、市で独自に生態に関してのホームページで紹介等を行って周知、啓発しております。

ムクドリ被害への対応

◆斉藤健一委員 今後、ちょっと被害が見えると、多分具体的な相談が来られた場合には適切な指導または支援をお願いしたいと思います。

また次に、こちらはムクドリなんですけれども、こちらは区役所所管の確認で、中山委員から対策について確認していただきましたが、本当にムクドリに関しては、近年、さいたま市でも各地で市民の生活環境に多大に影響が出てきております。このムクドリの大群による鳴き声やふんの被害について、こちらも防除等の依頼が市民から直接来る場合もあるし、また、主にくらし応援室等から相談を環境局に依頼等が来たときには、環境局としてはどのように対応されているのか伺いたいと思います。

◎環境対策課長 お答えいたします。

ムクドリに関しましては、現在、令和3年度の防除、捕獲実績というのはございません。これに関しまして、区役所と連携して行っているものですが、区役所のくらし応援室では市民からの相談対応や、あと捕獲、環境対策課においてはまた同様に相談で、捕獲の許可を行っております。

そういうことで、ムクドリ被害に対する本事業の考え方としましては、鳥獣保護法でムクドリに関しては保護というのが原則にはございます。ただし、今、町なかではいろんな被害が見られるというのは把握しております。そのものに対しまして、捕獲することで効果が発揮するものでは、効果が薄いというか低いというのが、現在の状況でございます。

ですので、捕獲の前に防除対策ということで、木の剪定だとか、電線に止まらないようにするとか、そのような防除対策というのをまずしていただいて、基本的には防除対策というのが一番今効果があるということになっております。

そういう状況ですので、基本的には、ムクドリ被害に関しましては捕獲による効果は低いため、被害状況に応じて捕獲以外の、今言いました防除策の助言を行うとともに、各管理者への御案内というものを行っております。

◆斉藤健一委員 いずれにしましても、ムクドリに市民の生活環境が脅かされております。ですので、やはり環境局として、ぜひここに関してはしっかり注視していただいて、指導だとかいろいろ助言をしているということですので、それだけで終わらないで、ちゃんとそれによってムクドリがいなくなったのか、市民への影響が軽減されたのか、しっかりそこまで見ていただく、所管として取組をお願いしたいということを申し上げて、私の質疑は終わりにいたします。