6月19日午後、大宮区役所のさいたま市高次脳機能障害者支援センターにて、障害者更生相談センター所長、所長補佐との会合を行いました。この会合には、特定非営利活動法人輝HIKARIの金子代表理事も同席されました。
金子代表理事とは昨年5月12日の当支援センター訪問以来、2度目の訪問となります。
今回の会合では、特に幼少期および学齢期の児童に対する高次脳機能障害者支援について確認しました。その後、ハイリハキッズの中村代表、埼玉担当の齊藤さん、1名の保護者と共に現場の声を直接伺う機会を持ちました。
現場からの要望として以下の点が挙げられました:
1.埼玉県では他県と比較して小中学校での高次脳機能障害に対する理解が乏しい。
2.高次脳機能障害を診断・治療できる医師が不足している。
3.小児医療センター等、障害のある児童が通院する病院においてワンストップで対応できる窓口が必要である。
これらの要望に対し、さいたま市として埼玉県と連携し、県内で幼少期および学齢期の児童が高次脳機能障害を負った際に安心して通院・学習ができる環境を整備すること、そしてその保護者の負担を軽減するための支援体制を確立することを目指してまいります。
引き続き、さいたま市民の皆様の声をしっかりと受け止め、市民の生活をより良くするための活動を続けてまいります。