会議:令和4年2月予算委員会 / 開催日:2022-02-25 / 役職:委員(予算委員会) / 出典:さいたま市議会 会議録検索システム

(仮称)おくやみコーナー設置事業:背景・設置区・人員体制・負担軽減

◆斉藤健一委員 公明党の斉藤健一です。

それでは、初めに、市民局のほうから質疑させていただきます。

ページ数で言いますと138ページ上段の2番、そして140ページの上段の3番、(仮称)おくやみコーナー設置事業について質疑させていただきます。最近では死亡時の行政手続に来られる遺族の方も高齢者になり、葬儀等で心身ともに疲れと悲しみが癒えない中、初めての死亡時の行政手続で何も分からず区役所に行くと、事務的に複数の窓口を案内され、10か所前後の申請書類に同じ内容、名前だとか住所等を書く作業となり、遺族にとってはさらなる負担を強いる手続になっています。おくやみコーナーの設置については、私が平成30年6月の市民生活委員会で議案外質問をさせていただきました。このたび新規事業として区役所におくやみコーナーを設置することは要望が実現されたことでもあり、大変に期待しています。

そこで、設置することを決めた背景について伺います。また、来年度からは全ての区役所に設置していただけるのか、また何人体制でコーナーを設けるのかお聞きします。

◎区政推進部副参事 お答えいたします。

(仮称)おくやみコーナー設置についての背景なんですが、委員のおっしゃるとおり、初めての手続を何か所も課を回って、同じようなことを説明しなければならないというところを解消すべく設置を計画したものでございます。

設置の区についてなんですが、令和4年度は先行1区として浦和区に6月に設置の予定でございます。その後、そこの先行した浦和区で内容を検証して、その内容を基にブラッシュアップして、残りの9区、全10区で展開するのを9月と考えております。

また、人員体制なんですが、現在、窓口パッケージを委託しています業者に同じように追加で委託いたしまして、1人増員ということで考えております。実際に増えるのは1人なんですけれども、委託組織として対応していただけるので、例えばヘルプが入ったりもできるので、効果としては1人でやるよりも効果はあるものと考えております。

◆斉藤健一委員 まず浦和区で6月、そして、それを検証して、ブラッシュアップして9月から全区。それで人員も1人体制を増やして、パッケージで委託している業者にということなので、接客研修を受けている職員がやってくれるのかなと思います。

また、手続を一体的に行う窓口とは、高齢者の遺族の方がその窓口から移動することなく全ての手続が行われるのか。できれば書類の記入も1回で署名するぐらいで、あとの記入や、またパソコン等にもし入力をするような、これからデジタル化ということもありますので、高齢者の方はそこらに慣れてません。そこを代行していただけるのか。このコーナーによる遺族の負担軽減となるサービスの内容について伺います。

◎区政推進部副参事 お答えいたします。

区役所内の手続について一体的に行うとさせていただいておりまして、特徴として3つほど考えております。一つとしては、一度で済む窓口ということで、事前予約制としておりまして、予約を取っていただいて、どういった書類が必要なのか、何を持ってこなければならないのかを洗い出して、それをお答えしてから来ていただくことで、書類が足らないのでもう一回来てくださいねというような出戻りをなくすようにしております。もう一つとしては、動かない窓口という形で、委員さんおっしゃるように、区役所の主な手続を1か所でお預かりするようにしております。なので、案内だけではなくて、基本的にはそこ1か所で済むようなことを考えております。そして書かないということにつきましても、やはり署名の部分はどうしても残ってしまうんですが、同じ住所、御本人さんのお名前、お亡くなりなった方のお名前、生年月日等については、一度書いていただければ、もしくは聞き取りの段階でこちらで入力して、極力書くところが少ないような形で、来庁者を待ち受けることを考えておりますので、記入の分につきましても随分負担が減るのではないかと考えております。

産業廃棄物対策事業:旧荒井産業跡地の焼却炉と危険度調査

◆斉藤健一委員 大変いい答弁でしたんで、期待していきたいと思います。

じゃ、次の質疑に移ります。次は環境局のほうに移ります。

311ページ下段の産業廃棄物対策事業、こちらは4,943万3,000円の予算が計上されております。すみません、再び……

◆斉藤健一委員 昨年9月の本会議でも提示したこの写真は、いつ倒れるか分からない産業廃棄物未処理施設の象徴の焼却炉です。この焼却炉内部と敷地内には大量のダイオキシン類を含む焼却灰や廃棄物が不適切に放置されています。昨年9月に私の一般質問で、こちらの産業廃棄物処理事業者であった旧有限会社荒井産業跡地の処理について質問させていただきました。そのときの答弁では、煙突や焼却炉等につきましては、改めてその危険度調査を早急に検討し、併せて土地所有者や埼玉県とその対応法について協議してまいりたいとありました。この早急に検討する危険度調査と土地所有者と埼玉県との協議について、来年度はどのように進められるのか伺います。

◎産業廃棄物指導課長 お答えいたします。

委員御指摘の岩槻区にある産業廃棄物の跡地の処理についてですが、現在、今年度に煙突や焼却炉に係るさいたま市廃棄物処理施設内リスク調査業務を行っております。いわゆるそれらが倒れてしまうか、倒れないのかという危険度の調査になりますが、この調査結果が本年3月に委託業者から報告される予定でありますので、令和4年度からにつきましては、この調査結果を分析しまして、生活環境保全上の支障の除去についての方法やスケジュールについて、また県との協議も含めまして検討してまいります。

◆斉藤健一委員 もう進められていて、今年の3月に結果が出るということですので、この危険度調査の結果、周辺住民の生活環境に影響を与える結果ともしなった場合、その土地所有者では処理が不可能とまた判断された場合は、さいたま市としてどのように処理を行うのか伺います。

◎産業廃棄物指導課長 その処理につきましては、将来的に近隣住民の生活環境に支障を及ぼす可能性があり、さいたま市としましても何らかの措置を講じる必要があると認識はしております。先ほどお話いたしましたリスク調査の結果を受けましてスケジュール等を決めるんですけれども、併せて煙突や焼却炉などの工作物については、廃棄物処理法における措置命令発出による除去が可能であるか。いわゆる廃棄物として認定ができるのかなどについても法的整理の検討も必要であると考えておりますので、その辺の整理をしながら、この支障の除去方法については検討してまいりたいと考えております。

◆斉藤健一委員 はい、分かりました。もう一度見せますけれども、この焼却炉はもう必ずいつかは倒壊いたします。その場合は市民生活に甚大な環境汚染となります。そのようになる前に市民生活を守る市の責任で処理対策を早急に進めていただきたいことを要望して質疑を終わりにします。