会議:平成31年2月市民生活委員会 / 開催日:2019-02-15 / 役職:委員(市民生活委員会) / 出典:さいたま市議会 会議録検索システム
区役所窓口の決済:現状の決済方法とキャッシュレス化への見解
◆斉藤健一委員 公明党の斉藤健一です。
それでは、通告に従いまして、質問させていただきます。
まず1番、区役所窓口の決済についてということで、(1)キャッシュレスの決済について伺います。
まず、現状を確認したいと思います。現在、市民の方がいろんな行政サービスを受けるために区役所10カ所及び支所が16カ所、また、市民の窓口9カ所に行かれると思いますけれども、そこでの取扱業務における決済方法の種類についてまず伺います。
◎区政推進部長 斉藤委員の1、区役所窓口の決済についての御質問にお答えいたします。
まず、本市には税金の納付等につきましてはキャッシュレス化が進んでいる業務もございますが、区民課を初めとした区役所の窓口につきましては、現金のみの取り扱いとなっております。
◆斉藤健一委員 そうしますと、区役所窓口において、納税以外は現金でしか決済が今のところないということでしたので、わかりました。
それでは、このキャッシュレス化というのは、御存じのように今、国が推進をしている政策でございます、総務省が中心となって。いろいろキャッシュレス化するためには、窓口に電子マネーだとか、スマートフォンを読み取るいろいろな機械を入れなくちゃいけないので、その導入の補助金を出したり。また、最近のニュースでは、この秋に消費税が8%から10%に増税となったときに、カードで決済をした場合に2ポイント付与するみたいな形で、できるだけキャッシュレスでの決済という形で広げようと国もいろいろやっております。
そういう中で、国が推し進めようとしているこのキャッシュレス化の推奨について、さいたま市はどのように考えているか、見解をまず伺いたいと思います。
◎区政推進部長 ただいまの御質問にお答えいたします。
確かに委員がおっしゃるとおり、国も行政の窓口に限らず、キャッシュレス化を推奨しているものとこちらとしても認識しておりまして、また、民間でも電子マネーなどの普及によりまして、キャッシュレス化がより一般的なものになってきているのだろうと考えております。
委員の御指摘のとおり、キャッシュレス決済を導入しますと、その支払方法がまず多様化するということと、それから、窓口ではほとんどが小銭のやりとりになるかと思うのですけれども、そういった小銭のやりとりですとか、例えば公金収納のために場合によっては高額な現金を持ち歩くといった必要もなくなるのかなということで、市民としては利便性が向上するものではないかと考えております。
キャッシュレス化の導入に向けた課題と関係所管との連携
◆斉藤健一委員 今の答弁ですと、さいたま市としてもキャッシュレス化を進めていく方向に考えていると解釈したのですけれども、まず、それでいいのか。そのうえで、導入をした場合に、今考えられる課題点等がもしあれば伺いたいと思います。
◎区政推進部長 ただいまのキャッシュレス、まず課題といたしましては、区役所の窓口で扱っている業務が非常に、区民課のほかにもいろいろな窓口も現金を扱っているということで、業務が非常に多岐にわたっていることから、それぞれの業務における支払方法の統一をまずしなければいけないということがございます。それから、これについては、やはり庁内の関係各所管ともまず調整が必要であろうと考えております。
また、クレジットカード決済と同様に支払いがあってから、実際に現金を収納するまでに時間がかかるという、支払いのいわゆる完了確認に時間を要するということで、役所の場合は原則的にはもう現金主義ですので、まずこれで完了確認に時間を要するということで、締めの時間というのがちょっとおくれることになるということがあります。それからそのほかに、キャッシュレス決済のための機器の導入ですね。それから、場合によっては取り扱いの手数料など、コストがかかるということも挙げられます。
いずれにしても、市民の利便性の向上という観点から、キャッシュレス決済の導入の可能性につきましては、先ほど申し上げたように関係各所、会計業務ですとか収納業務だとか、関係各所管と連携をしていく必要があるかなというふうには考えております。
◆斉藤健一委員 今のさいたま市の行政窓口をキャッシュレス化にするというのは、今の課題点を聞くと、すぐには難しいのかなと思いますけれども。ただ、もう本当に今、我々の生活の中で、何人かは、自分はもう、全て生活においての決済は現金以外やらないのだという人も中に入ると思うのですけれども、クレジットカードだとか、あと、最近というか、昔はやはり現金以外の決算だと高額商品、なんかは大金を持ち運ぶのが怖いということで、カード決済とか、また分割払いとか、そのためにカードを使うとか。今はもう本当に電子マネーということで、コンビニなんかではもう全て、逆に私なんかもそうなのですけれども、100円、200円のものは現金よりもカードでやったほうが、そこでの決済というのですかね、窓口での支払いで、一瞬で終わってしまうということで。それになれてくると、もう現金のほうに戻らないというのですかね。
また、特にさいたま市も統計を見たら、在留外国人の方が年々ふえてきております。この人たちも当然のごとく市民税だとか国保税だとか払っています。行政サービスを受けている外国人の方がふえて、この方たちも特にキャッシュレス化に関しては外国の方は大変消費が今一番、インバウンドの影響もあるのでしょうけれども、そういう意味で、市民の利便性ということでいけば、キャッシュレス化を真剣に一度、導入を検討すべきだと思うのですけれども。
先ほど答弁ありましたが、もう一度確認で、キャッシュレス化導入に向けての具体的な各部署との連携、打ち合わせ、検討をする予定はありますでしょうか。
◎区政推進部長 ただいまのこのキャッシュレス化の導入につきましては、やはりどこか特定の所管が単独で進められる話ではありませんので、まずは関係所管と意見交換をするところから始めるべきとは考えております。
QRコード決済:導入経費・決済手数料と課題
◆斉藤健一委員 次の(2)のほうのQRコード決済。今はQRコード、もしくはバーコードも同じなのかなと思いますけれども、大変ちまたではPayPayというQRコード、バーコード決済で、100億円サービスというような形で、これは何かというと、普通の電子マネーですと、読み込むための導入機器に初期投資がかかるということで、なかなか参加してくれる店舗が少ないと。そういう意味では、このQRコード決済は、スマートフォンにQR、またはバーコードを表示すれば、あとそこにひもつけされている、金融機関なのか、そこは選ばなくてもいいということで。また、今、会社がですね、このQR決済をできる窓口をふやしたいということで、初期費用を業者が負担したりしてですね。今、民間の飲食店なんかではどんどん導入をして、その業者がやっているキャンペーンなんかも利用して、集客に結びつけて売り上げを向上しているという。どうしても何かやるには、お金がないと物事をなかなか進めるのが難しいので、そういう意味では、今でしたら、こういうQRコード決済なんかですと、今業者が広めたいということで、また宣伝もしたいということで、そういう意味では初期投資というのでしょうか、今はかからないのかなと思うのですけれども。
その観点でいくと、もしキャッシュレス化を検討する上で、いろんな種類のあるキャッシュレス化の種類の中で、QRコードをどのように考えているのか。また、その上で、このQRコード、バーコード決済について、行政としてもし課題点があるとすれば何なのか伺いたいと思います。
◎区政推進部長 (2)のQRコードの決済についてお答えをさせていただきます。
確かに委員おっしゃるとおり、QRコード決済につきましては、決済のための機器の導入に係るイニシャルコストについては、クレジットカード決済など、ほかの手段に比べると、比較的安価になるということは認識をしております。しかしながら、QRコード決済を導入した場合、その導入団体がクレジットカードの決済のように、やはり行く行くは利用料に応じた決済手数料を別途支払うという場合もございます。また、現時点では、ただいま御指摘もありましたように、決済手数料を当面無料としているサービスも一部ございますけれども、この手数料の無料化につきましては、やはり期間が限定となっておりまして、数年後から、率はまだ未定なのですけれども、決済手数料が発生するということも伺っております。
現状の課題といたしましては、公表されているサービス、かなりいろいろな業者のほうから出てきているようなのですけれども、このイニシャルコストですとかランニングコストで、非常に不確定な部分が多くて、今の段階では十分に把握しきれない部分があるということでございます。
そのため導入するサービスの選択次第では、この決済手数料によって、その先々ですね、長期的に歳出の増になる可能性もあることから、市全体として検討していく必要があるのではないかなと考えております。
ただ一方で、先ほどのカード決済というかキャッシュレスでも同じなのですけれども、導入によって市民の利便性向上につながる可能性も確かにありますことから、今後、決済サービスの動向ですとか導入経費等も注視しながら、関係各所管とともに導入の可否について慎重に研究を行う必要があるのではないかと考えております。
防犯上の街灯設置:街灯の設置目的と設置基準
◆斉藤健一委員 ありがとうございます。
いずれにしてもキャッシュレス化のこの波というのが、私はこれが民間のほうで、現金を持たなくても行政の窓口以外は全てもう生活ができてしまうと。ただ、行政へ行ったときだけ現金を用意しなくちゃいけないとなってしまうと、大変不便性を、極端な言い方していますけれども。そういう意味では、このキャッシュレス化について、一度しっかり検討をお願いしたいということで、次の質問に移りたいと思います。
2番目の防犯上の街灯設置について伺います。
まず(1)街灯による防犯効果について、まず街灯の設置する目的と、また基準について、最初、確認で伺いたいと思います。
◎市民生活部長 斉藤委員の御質問の2、防犯上の街灯設置についてお答えをいたします。
街灯設置の目的と設置基準についてお答えをいたします。
さいたま市の公衆街路灯は、道路照明等の一部として位置づけており、夜間、あるいは明るさの急変する箇所での道路状況、交通状況を的確に把握するための良好な視覚環境を確保し、市民の道路交通の安全、円滑と夜間の事故防止を図ることを目的に設置をしているものでございます。
設置に当たりましては、さいたま市道路照明施設設置基準に基づいて設置をしているところでございます。
街灯による防犯効果:防犯対策のツールとしての見解
◆斉藤健一委員 ありがとうございます。
一応、夜間に道路上で事故を起こさないようにというのが一番の目的なのかなと思いますけれども、ただ、さいたま市が必要だというふうにつけている箇所は、道路が暗いので歩くのにちょっと危険なので明るくしようというのと、先ほどほかの委員からの質問がありましたけれども、最近、声かけがふえている。そういう意味では、大変この道が暗くて、帰り、女性の方が1人で歩くのが怖いので、街灯をつけてくれ、そういう要望を受けてつけているケースもあると、私もその要望を受けて、くらし応援室のほうにお願いをして検討していただいて、つけさせていただいた箇所も何カ所かあります。そういう意味では、まず確認したいのですけれども、街灯は市民の生活を守るうえで、防犯対策のツールとして所管の局としてはどのような見解を持っているか伺いたいと思います。
◎市民生活部長 公衆街路灯の新設を行う場合には、地域住民の皆様の要望に基づきまして、現地の状況や設置基準に照らし、設置の可否を判断するとともに、設置基準の運用上、防犯の観点からも検討を行いまして、必要となる場所に公衆街路灯を設置しているところでございます。
現在、本市では公衆街路灯一斉LED化事業を進めておりますが、街路灯は生活道路における夜間の安全安心に寄与することから、その使用する灯具については防犯上最低限必要とされる機能、性能の基準に適合した製品を選定する予定としております。
また、本事業においては、LED化へ交換する場合には、犯罪が多発する地域などを所管、警察署から聴取し、既設の灯具間隔や照度の調整などを行ってまいります。
今後におきましても、防犯上の観点からも公衆街路灯の整備を進めてまいりたいと考えております。
緑のヘルシーロードの街灯設置:さいたま市としての位置づけ
◆斉藤健一委員 つまり防犯効果も、街灯はそれなりの効果がある。また、そのための設置というのもあり得るということだと一応確認をさせていただきました。
それでは次の(2)の緑のヘルシーロードの街灯設置について伺いたいと思います。
緑のヘルシーロードは、一応埼玉県で、さいたま市を飛び越えてつけられていますので、全体の管理者は県になっておりますけれども、このさいたま市内を通っている緑のヘルシーロードは、市にとってはどのような道路と見ているか、まずそこを確認したいと思います。
◎市民生活部長 (2)緑のヘルシーロードの街灯設置について、緑のヘルシーロードのさいたま市としての位置づけといいますか、そちらについてお答えさせていただきます。
緑のヘルシーロードは、委員が今御指摘したとおり、埼玉県が管理をいたしますサイクリングや散策を楽しめる自転車走行車道と位置づけられておりまして、本市の道路照明施設設置基準による道路ということではないと認識しております。ただ、地元の住民の方からは、住民の生活道路で使っていたり、通学で使用しているというようなことを伺っておりますので、そのように認識しております。
緑のヘルシーロードの街灯設置:通学路・生活道路としての街灯の必要性
◆斉藤健一委員 部長から最後に、一部は通学路、また生活道路として使用されている箇所もあるといういうことで、つまりヘルシーロードは、実際に、こちらは見沼代用水を整備したときに平らなところを道路として活用されているわけですけれども、その中では、市街地を通っているヘルシーロードもあります。今、部長が言ったように、現実に、私もそこを通学路としている学校に電話しましたら、通学路として指定していますと。また、そのヘルシーロードは、さいたま市が管理している公園のすぐ横を通っているところもありまして、そこの公園には地元の自治会が夏祭りだとか地域行事もやっていますので、その公園に行くときにヘルシーロードを通っている市民もたくさんいる。そういう意味では、通学路として利用されてもいますし、また、通常の生活道路としても使用されているヘルシーロードはあると思います。
そういう道路で、今街灯がありません。夜になると暗くて、やはり何人かの、特に通学路であれば、そこの保護者の方から、また生活道路では、先ほど言ったように防犯上、女性の方が夜は怖くて歩けないという声も聞きます。そういうところに市民の生活の安全をしっかり守っていく市民生活安全課として、この緑のヘルシーロード、そのような生活道路、また通学路になっている道路に関して、街灯を市としてつけていく必要が、市民の生活を守るという意味では必要ではないのかなと考えるのですけれども、その点はいかがでしょうか。
◎市民生活部長 緑のヘルシーロードに街灯をつけることにつきましては、本市が、先ほど御説明いたしましたさいたま市道路照明施設設置基準に基づきまして街路灯を設置することはできません。しかしながら、委員の御指摘のとおり、地域の住民の生活道路、あるいは児童の通学路になっているということから、安全確保の観点からも対応が大変重要であると認識しておりますので、今後は設置が可能かどうかを含めまして、教育委員会、あるいは埼玉県と協議を行わせていただきたいと考えております。
緑のヘルシーロードの街灯設置:設置に向けた市民局中心の協議
◆斉藤健一委員 協議をしていただけるということで、相当前向きな答弁を今いただきました。
ぜひお願いしたいと思うのですけれども、やはり最近の、市民の人たちにとっては、ここがさいたま市の道路だから、県の道路だから、国の道路だから、私道の道路だ、余り意識しないで、もうふだん生活で使っている道路は、そんなの一々意識しない、ここからが県道だ、ここから行くと市道だなんて、意識しないで使っているわけです。そういう意味では本当に防犯上、市民目線からいくと、昨年の5月に新潟の女児殺害事件がありました。やっぱりそこはほとんど人目がつかない、そういうところで声かけをされて、最後、遺体となって線路上で発見された。そういう意味では、やっぱりそういう危険性のあるようなところに関しては、防犯上は明るくするというのも大事ですけれども、そのことによって市民の目が届くということが防犯上すごく大切な観点かなと思います。ぜひ、設置する方向で、協議をすると言いましたけれども、協議した結果、やっぱりだめだよね、だめだよね、じゃだめですじゃなくて、設置するためにはどういうふうにしなくちゃいけないのかと、そういう協議をぜひ市民局が中心となってやってもらいたいと思いますけれども、その点いかがでしょうか。
◎市民生活部長 今、委員の御指摘のとおり、これまでも答弁をさせていただきましたが、県が管理する道路ということで、なかなか市民局でつけますよと、今御回答することはできません。ただ、今申し上げたいろんな防犯上の観点だとか、児童の安全確保の観点からも必要であると認識しておりますので、市民局が中心になって協議を進めていきたいと考えております。
◆斉藤健一委員 本当に前向きな答弁ありがとうございます。もうぜひ、今回は緑のヘルシーロードということで、そこの場所を指定して質問させてもらいました。ぜひこの緑のヘルシーロードで今のところありがたいことに大きな事件、事故がないので助かっていますけれども、街灯があればこんな事件、事故がなかったのにとならないようにぜひ前向きな協議をお願いして私の質問を終わりにします。
