会議:令和7年2月総合政策委員会 / 開催日:2025-03-12 / 役職:委員(総合政策委員会) / 出典:さいたま市議会 会議録検索システム

第三者委員会の設置目的:内部調査への自信の有無

◆斉藤健一委員 公明党の斉藤です。制定の目的についてなんですけれども、私は今まで第三者委員会をしっかり設けるべきじゃないかということも言ってまいりましたが、当時の市は、新しい事実が発覚した場合は、第三者委員会の設置を検討していきたいということで、議会からの要望に対して第三者委員会を設けるという方向に、なかなか最初は行かなかったなと思うんです。その理由が、新しい事実が出ない限りと。今回は、何か新しい事実が出たので設けるのかと先ほど本会議場で言ったら、そうではないということで、目的が市の内部調査、また再発防止策の客観的かつ公正な検証と書いてありますけれども、ということは、うがった見方じゃないんですけれども、反対から言うと、市の内部調査結果及び再発防止策に対して、自信がないので第三者に委ねることになったということで、設置を決断したということなんでしょうか。もう一度そこの理由をしっかり聞きたいと思います。

◎法務・コンプライアンス課長 お答えいたします。

今回、調査検討会議におきまして、基本的には内部で調査した上で、報告書を作成させていただいているところでございます。今回の検証につきましては、外部有識者によって検証していただくといったことが、第三者委員会の目的でございます。第三者委員会によって、要は外部の視点でもって、より客観的な視点で検証していただくことができると考えてございまして、今回第三者委員会を設置するという形で提案させていただいているところでございます。

◆斉藤健一委員 あくまでも最終的に、第三者に見てもらうということですけれども、一応、市の内部調査及び再発防止に関しては、これが今のところ最善の策として行われたということで、そこは間違いないでしょうか。何か不安があって第三者委員会に委ねるということではないということでよろしいでしょうか。

◎法務・コンプライアンス課長 お答えいたします。

これまで調査検討会議で、基本的には内部で調査してきたところでございますが、こちらといたしましては、懸命に調査して自信を持って報告書ということでまとめさせていただいていますので、決して不安があってということではございません。

法令違反の動機:市の内部調査の結論

◆斉藤健一委員 そこで、この件に関しては総合政策委員会で何度も議論してきましたけれども、やはり一番もやもやする、すっきりしないのは、今回刑事告訴された、違反をした当事者が、これは普通に見たときに何のメリットもないんですね。どうも分からないのが、なぜこういう違反を起こしたのか、その動機。やはり再三、我々この委員会でも言っていますけれども、この動機がはっきりしない限り、本当の再発防止ってできないんじゃないかということも言っておりました。市の内部調査では自信を持ってやったんだと言えるということなので、もう一度、今回こういう事案が起きてしまった、なぜこういうことを起こした、法令違反をしてしまったのか、市の内部調査では、動機は何だと結論を出されたんでしょうか。できればお答えください。

◎法務・コンプライアンス課長 恐れ入ります。お答えいたします。

当該元職員が随意契約によりまして相手方に売却しようとした理由でございますが、当該職員は、相手方から提出された要望書の内容に共感できる部分があり、売却を実現させたかった。当該土地の売却が、税収増、市有地管理の経費や人的負担の軽減などのメリットもあり、随意契約を行ったとしても、市にとっても不利益となる土地の売却ではないと当該元職員は考えており、当該土地区画整理事業の進捗のため、先行事例として何とか売却を実現させたかったといったところで、当該元職員にとっては業務過多といったこともあって、より懸案事項を少しでも減らしたいと、あわせて今回の自分の業務をとにかく早く成立させて手放したいという思いがあって、心理的な要因も重なった上で、判断力が鈍ってしまって、今回事案を起こしてしまったといったところが、こちらで想定しています動機というところでございます。

黒塗りだった聞き取り調査議事録の第三者委員会への開示

◆斉藤健一委員 内部調査のところで、聞き取り調査をした議事録を開示してほしいと要求したときに、ほとんどが黒塗りでした。ただし、今回、第三者委員会では、そこの黒塗りの部分も明らかにして調査してもらうというふうに、たしか予算委員会でそういう答弁があったと記憶しております。ということは、第三者委員会にも黒塗りの部分だったところを明らかにして、それでもう一回検証していただいたとしても、動機の部分に関しては変わらないと考えてよろしいでしょうか。今の時点での答弁になるのかと思いますけれども。

◎法務・コンプライアンス課長 お答えいたします。

黒塗りになりました資料につきましては、第三者委員会には求めに応じて公表するという形では考えているんですけれども、第三者委員会の中で調査した上で、そこは判断されるというふうに、こちらとしては考えてございます。

◆斉藤健一委員 分かりました。第三者委員会には守秘義務も課せられていますので、検証に際してはぜひ全てを明らかにした上で、その結果、しっかり市民も納得するような調査結果を出すように、この条例改正、そういう目的に向かってしっかりやっていただきたいということで、私の質疑は終わりにいたします。